国内販売でもなく、輸出販売でもなく、なぜ輸入販売をするのか?
それは、一言でいえば、稼ぎやすいからです。
「稼げる」と「稼ぎやすい」の間には、それはもう大きな差があります。
その差というのは、利益の差。
そして、金銭的・肉体的・精神的な自由の差。
時間や場所に縛られることのないゆとりの差。
単にお金の問題ではありません。
お金に恵まれ、自由や時間に恵まれるかどうかの分かれ道。
稼ぎ方を選ぶことは、人生の質を選択する重要な瞬間でもあります。
輸入品を扱うことが、なぜ「稼ぎやすさ」につながるのか、
そのプロセスを解説します。
せどりや国内転売との比較
わたしが、まず最初に取り組んだネットビジネスは、国内転売でした。
国内で仕入れたものを、国内のアマゾンやYahoo!ショッピングなどの
インターネットビジネスで販売するという簡単な手法です。
少し稼ぐことができましたが、月に5万円ならいい方で、
ひどい時は、時間のすべてを作業につぎ込んだ割には、1万円くらいしか稼げないという状況でした。
何がいけなかったかというと、薄利多売の方法を選んだこと、これがまずかったわけです。
薄利多売だとどうなるか、せどりという方法を例に挙げて考えていきましょう。
せどりとは、ブックオフや量販店などに行って、CDやDVD、古本など価格差のある商品を探して、仕入してきてアマゾンで売るような国内転売の手法です。
CDや本だと100円くらいで仕入れられる物がたくさんあります。それが千円で売れたりすると、利益率がすごくあるように見えますね。
問題は、果たして、その1個の売り上げでいくら手元にお金が残るのかということです。実際のところ、メディアという本やCDのジャンルで出品すると、アマゾンの場合なら、カテゴリーの手数料というのが普通8%から15%かかります。
なおかつ、メディアの場合、さらに手数料が乗せられて、20%近く引かれて、さらに送料がかかります。
その上、梱包資材などの雑品にもお金がかかります。
それらを計算すると、実際1000円で売れたとしても、1個の利益額は、良くて500円というところです。
その方法で、月に10万円は利益が欲しいと思ったら、どうなるでしょうか。
1個500円しか利益が取れないのですから、月に200個売らなければなりません。
200個仕入れをして、200個梱包して、200回顧客対応をして、200個発送する。
この作業をこなすには、それはもう寝る間も惜しんで働かなければなりません。
結局、うまくいかなかった原因というのは、薄利多売の結果、膨大な作業量が出てきてしまったからです。膨大な作業量に追われて、疲弊してしまうわけです。
それだけではなくて、1個数百円の仕入れ値で安いものばかり仕入れをすると、仕入数が何百という数を仕入れないといけないのと、それなりにいい金額の資金が必要になってきます。
資金がなくても、クレジットカードがあれば仕入れができるという情報をうのみにしてしまうと、本当に大変です。仕入れたものを、決済月までに売り切って、次の仕入れ資金を確保して、カードの支払いを遅延しないように努力しながら売ることを考えるのは、非常に大きなストレスになります。
資金繰りの大変さも、稼ぎやすさと大きな関係があります。
現実問題として、仕入れたものが順調に必ずうまく売れるとは限りません。
売れ残ったり、ライバルとの価格競争もあります。利益がほとんど取れなかったり損切りだと分かっていても、売ってしまわなければという窮境もあります。
次のクレジットの支払いのためには売り切ってしまって、また仕入して、と続けていたら、手元にお金が残らなくなります。稼ぐと言っても、このような仕方で稼ぐ手法はどうしても苦しくなってきます。
薄利多売の商売は一人でやったらダメ!
自分自身の経験も、皆さんにシェアしたいと思います。
わたしにとって、最もストレスを感じたのは、仕入作業でした。
人目を気にしながら、実店舗で仕入れをしていました。
ブックオフなどをウロウロしながら、買い物かごに本やCDをパンパンに詰めているおじさんを見かけたら、普通の人は引いてしまいます。
しかも、売れる商品だとわかっていても、希少価値だと知っていても、おじさんが手を伸ばしたら、完全に変態扱いされる物もありますからね。
露骨にジロジロ見られたり、中にはわざわざ声をかけてきて、それ何?売るの?って言ってくる人にも遭遇しました。店長さんに怒られて追い出されたり、今では黒歴史ですが、そういう本当に恥ずかしい思いをしながらも、それでもほとんど稼げないということも経験しました。
鳴かず飛ばずでうまくいかないと思ったので、何かを変えないといけないと思いました。何かを変えるというよりも、これがうまくいかない原因だったとしたら、これの真逆をやればいいということに気付いたのです。
ちなみに、この薄利多売というのは、スモールビジネスといって、一人でやろうと思っている人が絶対にやってはいけないビジネスでした。
これができるのは、非常に大きな企業です。
大量の資金があって、大量仕入れができて、その大量の物品をさばくだけのマンパワーがあって、その人手があるからしっかり作業をこなせる。
そんな対応が可能な販売をするからこそ、薄利でも儲けを出すことができます。
当然、組織でやる仕事の仕組みを、一人でやろうとしていたのでは、うまくいくわけがありませんでした。
そこで、この逆ですね。薄利多売ではないどういう方法があるのか。
そして、たどり着いたのが、輸入物販だったのです。
輸入で、在宅ワークと自由な生活を手に入れる
国内転売の場合、膨大な作業量をこなさないと利益が出ないという事はすでに、
お伝えしましたが、輸入の場合、薄利多売とは逆の手法をとったので、
「稼ぎやすさ」を感じることができるようになりました。
日本では入手困難なもの
日本未発売の物
限定販売の物
日本に先駆けて発売された最新モデル
ここでしか売っていない物
そうした商品は、希少価値があるため価格差がつきます。
つまり、1個1万円の利益が取れるものが、たった20個売れれば
それで20万円の利益を上げることができます。
やがて、その中にぽつぽつとより高額の利益を取れるものが混ざってくると、さらに利益を生み出すようになります。
こういう形になっていくと、作業量は少ないのに、しっかりと利益を上げ、収入を確保する仕組みが出来上がっていきます。
国際送料の分を差し引いても、十分利益が取れる商品はたくさんあります。
日本には売ってない海外製品ならではのラインナップの豊富さ、
ジャンルの多さ、見たこともない珍しい商品、
これらを扱えるようになると良いでしょう。
輸入ならではの利点として、完全在宅ワークも実現します。
時間や場所に縛られない自由を最大限に活かせば、
稼ぐ力が雪だるま式に大きくなって、「稼ぎやすさ」という結果が表れます。
もし、いろいろなノウハウに迷っている方は、輸入物販の稼ぎやすさも
しっかりチェックしてください。